創作よもやま話
※注意 この記事は以下の作品のネタバレを含みます。未読の方は注意してください。 超人幻想 神化三六年 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 會川昇,團夢見,原作=BONES・會川昇 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/09/17 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件)…
今プロラノベ作家になるには、Webで書籍化狙うルート、公募で賞を取るルート、実力つけてコネを作ったり営業して売り込み、というのがオーソドックスだと思います。 ぼく自身、公募歴は長いけど公募回数が少ないのですが、そういや過去の公募で思い出深い出…
今週のお題「私のテーマソング」 えー、皆さんご存知のとおり、ぼくは馬の骨(平沢進にわかファン)です。 師匠の楽曲と歌声は、ぼくのような高2病クリエイターの魂をクトゥルフの呼び声のように揺さぶってくれるため、 自分でも気づかないうちに長編作品の…
アニメBlu-rayが売れない呟きから考える 漫画原作でアニメ化する→アニメが話題になる→原作の漫画が売れ始める→しかしアニメのBlu-rayは売れないの辛さは、2億近く出してアニメを作った出資社のものが売れず、アニメに全くお金を出してない原作ものが売れると…
電子書籍は身内だけで盛り上がってる? 前の記事から引き続きです。 Hybrid Libraryのように徒党を組んで(今はこの表現に収まると思う)電子書籍の宣伝をしていると、どうしてもTLに流れてくる情報が内輪や身内で埋め尽くされてしまうので――お互いの作品を…
地の文ト書きは技術である 感想のひとつに 「なろう小説の地の文がト書きだと思われてて笑うしかない」的な ありがたいお言葉を(非直接的に)いただきました。 おそらくこういうご指摘です。 「このサドってやつはなろう小説を知らない。なろう小説は豊かな…
アニメSHIROBAKOではシナリオ1話分が毎回ペラ100枚を越えていたそうです。普通のアニメではだいたいペラ80枚だそうです。 さて問題。 「ペラ1枚」って何文字? デジタルネイティブの私たちは21世紀にもなって原稿用紙で作品を書くということはまず…
昨日の記事で力尽きたので、今日は軽めです。 恋カケの体験版をやらせていただいたとき、1章2章と(いわゆる共通ルート、さらにいえば星奏・彩音ルート)で、とてもきれいに効果的に『回想シーン』が使われていることに気がつきました。これはひとえに新島…
アドバイスは難しい? 今日は他人様の貴重な原稿に対してどのようなアドバイスをすればいいのかお話ししたいと思います。 たとえば編集者のアドバイスは『お仕事』です。 「アドバイス何すればいいか分かんないよ~」とか言ったら脳内でぶっ飛ばされます。 …
小説の話に入ることすらできなかった前編につづいて後編です。 小説同人誌の値段設定について思うところを記事にしたいと思います。 この記事は主に少部数しか発行しないサークルさん向けです。がんばっている中堅以上の小説サークルさんは独自の価格設定を…
同人誌を作った経験がある人なら、だれしも最初の1冊があるかと思います。 熱意と創作の楽しさに浮かれて入稿、徐々にイベントが近づいてきて、 ふと気づきます。 「…この本、いくらで売るの?」 同人誌の値段設定は長年(それこそ僕が生まれる前から)議論…
極楽京都日記: 売れる漫画の作り方。 極楽京都日記: 続!売れる漫画の作り方。 上記の記事を面白く読ませていただきました。 僕自身、実際に振り回されて疲弊した経験があるので編集者の立場にある人間を擁護しません。 編集に限りませんが、こういう人に振…