神は全ての人類を嫌っている
SLAYERに「Disciple」という曲がある。
「世界に紛争を引き起こしテロリストを増長させる宗教」が曲のテーマだ。
収録されているのは『ゴッド・ヘイツ・アス・オール』(God Hates Us All)。
スレイヤーの8作目のスタジオアルバムで、アメリカン・レコーディングスより2001年にリリースされた。(参考:ウィキペディア「ゴッド・ヘイツ・アス・オール」)
この曲を強烈に脳裏に刻みつける歌詞こそ、アルバムタイトルにも使われている「God Hates Us All」だ。
神は俺たちを嫌っている、のである。
神は全ての人類を嫌っている。
人間社会を、競争社会を、制度社会を、格差社会を嫌っている。
この言葉の説得力。
神は私たちを救う(God Saves Us All)なんて言われても幻想しか感じない、しかしこちらはよっぽど信頼できるし、現実的な言葉だ。
神は私たちを救う存在などではない。私たちの全てを嫌っており、常に苦難を押し付けてくる。だからこんなに苦しいのだ。苦しくて当たり前なのだ。
トム・アラヤが叫ぶ。
「なぜ祈りが届かないのか教えてやろう。神は人類を嫌っているからだ!」
素晴らしい解答だと思った。
そして同時に、こんなフレーズに素直に共感してしまうくらい今の自分は現状に怒ってるんだなとも思った。
さて、SLAYERはBIG4と呼ばれる4大スラッシュメタルバンドの一つ。残りの3つはMETALLICA・MEGADETH・ANTHRAX。前回勉強したね!
前の記事はこの記事のための布石だったのだ!