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サドさんのK2ブログ

シナリオライター、茶渡エイジのブログです。タイトルのK2はケツと読みます。

ここさけと企画病

KOKOSAKEとKOIKAKEって似てるよね。

 

さっき、ここさけを見てきました。

心が叫びたがってるんだ。ここさけです。

内容についてはブログ読者のなかでも確実に1名見ていない方がいるので何も触れませんが、

あれを見て「あ、やっぱりこういう作品がウケるんじゃないか」と

僕は腕を組んでふかく考え込んでしまいました。

 

もちろん「それ見たことか!こういう作品がきちんと評価されて興行収入の数字もきちんと出ているじゃないか!」という意味で、その裏にあるのは「ほらね!俺が書きたかったけどボツにされたアレでもよかったやないか!」です。(あ、これ勘違いされそうなので私信ですが、永元さんに見せた企画のこと言ってるんじゃないですよ! もっと前の企画とかいろいろです、念のため!)

www.famitsu.com

テレビCMは、西野七瀬深川麻衣が、まず笑顔で「泣きそうになったよね」「うるっと」と話した後、鑑賞中のメンバーたちの目に涙をためた様子や涙が頬をつたう姿とともに、「こんなに泣けると思っていなかった」「メチャ泣きました」「すごいあたたかい映画だなって」「すごく感動しました」とそれぞれの感動を紹介する内容だ。

引用するまいと思っていましたがが、近年稀に見る感想コンボが成立しているw

(ネタバレしないとなるとこういう感想しか出てこないか……)

ちなみに、感動するのはまちがいなく、青春好きは最悪死ぬ

もちろん成功した要因としては『日本人』が大好きな感動一点張りの宣伝ができる作品だったというのは大きかったのでしょう。リメンバー・ベイマックス!(俺たちはベイマックスを忘れない!)

 

僕がシナリオ参加している恋×シンアイ彼女も(美少女ゲームですが)ファンタジー要素がなく、純粋な学園青春ものとしてここさけに近いよな、と思いながら観ていました。ここさけ、ぶっちゃけいろいろエロゲっぽいなって

 

 

さっきの話に戻りますが、

最近、何を書くにしても、こんなばかり考えてしまいます。

 

「これはウケるのか?」

「これが書きたいけど、ユーザーはこんなもの望んでいるのか?」

 

これはたぶん、以前に永元さんと企画についてやりとりをした内容を、自分のなかに吸収しようとしている過渡期だからだと思いますが。

 

ここさけは、前段階で「あの花」の人気がなければ難しい企画だったんじゃないかと思います。作品自体はすっごく面白いのですが、企画まで戻すとおそらく企画書ペラ一枚しか見ないようなプロデューサーは「地味」で一蹴しかねません。そこで「作品になると面白いんです!」は通じない。

 

じゃあ『企画段階で面白い』企画っていったい何が違うんだろう、と考え込んでしまうサドさんですが、全然わからない。

 

本来Twitterで流してしまう案件なのかもしれませんが、

ぼくは『企画病』を患っている可能性が高いです

 

書きたい話、書きたいキャラは次から次に浮かんでくるのに、

「これ書いても企画として通りそうにねーな」

「上司がいると仮定して、見せたら通りそうにないな」

と、先に待ち受ける否定的関門を勝手に想定して、

ネタ出しの段階で創作の発展性を自ら抑え込んでしまうのです。

 

好きなものを書けばいいじゃない(私がいるじゃない!)

と言われればそれで終わりなのですが、

ぼくは書くのがとても遅く、またプロットなしで書くこともできないため、やっぱり企画が通りそうもない作品に掛ける時間が惜しいです。

難しく考えずにやってみればいいじゃない(私がいるじゃない!)

と言われればその通りなのですいかづちちゃん、なのですが、

必然的に生涯に書ける数が限られてくることからくる焦り、のようなものがこの『企画病』につながっていると思っています。上手い鉄砲を少ない数で確実に当てていきたい、と思ってしまう。間違えてはいけませんが、これは病気です。本来はどんどん書いて、どんどん出す。この新陳代謝が無駄に落ちているので、病気です。

 

ひとつでも企画が通って、それにのめり込むことができればいいんでしょうが、やる気はあるのに、いろんな方面でとにかく停滞しているので……あ、これ個人的な愚痴だ。

はぁ~、心が叫びたがってるんだ。

あと心ぴょんぴょんしたいんじゃ。

 

というわけで、早く良い企画が書けるようになりたいっていう最後まで個人的なお話でした。

では、みなさんよい週末を。

 

小説 心が叫びたがってるんだ。

小説 心が叫びたがってるんだ。